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夏​の​パ​パ​イ​ヤ

by emamouse

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1.
日暮れに手を繋ぎ 歩いた線路沿い ひざにかかる草 気づかぬふりし 初めて通る道 顔にかかるけむに 私のたましいを とられてもよかった あの日 あの日 私 犬をどうしたのか 揺れる 白い 髪に 付けた赤い飾り あの日 あの日 私 犬をどうしたのか ふわり 長い しっぽ あの時終わるなら 朝日がのぼるころ 歩いた線路沿い こぼれ落ちる涙 気づかぬふりし もう戻らない道 顔にかかる霧に 私のたましいが 消えたのがわかった あの日 あの日 私 犬をどうしたのか さけぶ 声に まぎれ 犬が見えなくなる あの日 あの日 私 犬をどうしたのか これで 終わり ならば 連れ去ればよかったの? しることができていたなら 触れずにいただろうか あなたはどこかで犬と 変わらず笑うのか 二人と犬の暮らしが 途切れることはないと 街の明かりを眺めた 夏のおわり
2.
あの人オアフへ行った 片道分のチケット 左手握りしめて あの日から変わってった 私のまわりだけが 滞留し渦巻いた 夏の風がぬめる 息にまとわりつく暗い日暮れ 夏の風をとめて 溶ける顔が道路に染み込んで えんとつ上から海岸の向こう もういーかい もういいよ ひびく子供の声を聴きながらみてる 南の山から私の岸まで もういっかい もういいよ 波が運ぶ石ころにオアフをさがした
3.

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released August 6, 2021

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