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メ​ガ​ロ​ポ​リ​ス​タ​ー

by emamouse

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about

近々出すアルバムからの一曲です

lyrics

そんな時には 飲んでごらん この雫
老人笑う しわが波打つ様に 個を描き

私は ありがとうと受け取って 少し歩いて
近くの草花に 気づかぬように

あぁ 一瞬で大きく お花咲いて
全てを 飲み込み 輝いて
立ち尽くし見ていると ハラハラとね

落ちるよ(葉が)枯れたよ(ほら)いないよ(もう)
こんなものは

アイアムザガン そんなものはいらないよ
己が手のひら まっすぐ 丹田を 見て定め
打ち抜く 一片の舞う葉っぱの 鼓動が止まる 時には
誰一人 残らぬように

どうでもよいでしょうよ ここはね メガロポリス
だけど紛れ生きる 震えるものを 見つけたのよ
それは泣いてるから 私は驚いて はじめて自分を見た


あの時見てたあの道 何度通れど もう違う場所で
店が変わったわけでも まわりの景色のせいでもなくて

あの時見れたあの影 今は通れど もう違う色で
二度とたどりつけなくて だって店主は

ああ 人はね 立ち止まらず ああ どこかに
旅をするから もう

そんな時には これを飲みなと またもや 近づいてくる
しわの奥に気持ち 隠しつつ
知ってる 知ってるけれど どうにも できないんだよ
貴方は そうやって 悲しむのに

あぁ そんな風に生きて さよならして
なにもね にぎるものはなくて
あぁ 私は知ってるよ こうなるでしょ

さむいよ(でも)こわいよ(でも)たすけて(でも)あいつがくる

アイマストラン 走ってゆく どこまでも
止まった時は そのまま 穴があき 落ちて行き
あの時 最後ににらんだ顔が そこにはあって
もとには 戻れない 地割れがあり

どこでも 行けるでしょう ここはね メガロポリス
空も飛べる 海も走る 道もね 舗装されて
だけど痛くなるよ 二本足でいつまで歩けれど 朝焼け

どんなに 見渡しても ビルがね 視界ふさぎ
見えないのよ 見えないのよ 何にも それでいいの
見たくなくて 来たの 望んでここにいるのだから邪魔しないで

どうでも 良いでしょうよ そこには 埃だらけ

だけど紛れ生きる アレをまた見た プルリフルリ
ヤツはほんの少し 震えてそして眩しく光る グラスファイバー

どこかに いつか置いた あの種 芽吹きバサリ
大きな森になりすべてを喰らい 増殖して
息もできないほど 飲まれ呑んで伸びて逃れないで根ざすよ

どこでも 行けるでしょう 外はね 煙まみれ
だけどゆれる木々 うたう 草や水 信じてるよ
ここで立ってるから 瞬きしないで

credits

released May 30, 2015
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